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ぼやけた写真

写真を撮った時、ぼやけた写真になる理由としては3点考えれれます。


 ピント不良

ピント不良はその名の通り、ピントが合ってない写真です。
基本的にどこかにはピントがあっているのですが、メイン被写体にあっていない理由でおきます。
よく起きるのは主要被写体でなく、背景にピントが合ってしまったりしている写真です。
これを「中抜け」等と言います。得てしてコンパクトカメラで起きる現象です。
ピント合わせをカメラのAF機能が行います。機械ですので、どれにピントを合わすかの判断はカメラがしているためです。
一眼レフですとピントがあっているのを確認してシャッターを切るので、このように中抜けは起きにくいです。
また最近のデジタルカメラですと、「顔認識」等の機能がついている機種もありますので、
主要被写体が人間の場合はピントを「顔を認識(複数の場合は登録された人間の顔を優先して認識する機能付もあります)」それ目当てに合わせますのでピント不良を起きにくいです。


 手ぶれ写真

手ぶれ写真とは、ピントがしっかり合致しているのにも関わらず、シャッターを押すときにカメラを動かしてしまった状態で撮影した写真です。
もっとも、この「カメラを動かす」というのは、撮影者は意識していない場合が多いのです。
というのも、ほんのわずか数ミリ動かしても手ぶれが発生してしまうことがあるからです。
 ※三脚を使って撮影していても、レリーズやリモコン、セルフタイマーなどを使わずに、 シャッターを手で押している場合は、手ぶれ撮影してしまうおそれがあります。
一般に手持ち撮影時、一眼レフで手ぶれしないシャッタースピードはレンズの焦点距離分の1秒といわれてます。
「50mmレンズなら1/50s、300mmレンズなら1/300s」といった感じです。(当然撮影者の力量によって手ぶれの目立たないシャッタースピードは変わってきます。 )
画角イメージ 何故望遠側のほうが手ぶれが起きやすいのか?

焦点距離 (mm) 24 28 35 50 85 105 135 200 300 400 500
対角線 (°) 84.1 75.4 63.4 46.8 28.6 23.3 18.2 12.2 8.25 6.19 4.96

上記表をご覧下さい。レンズの焦点距離とそれを対角線(カメラに写し込まれる角度)の対比表です。
そして右図がそのイメージです。(35mmフィルム換算)
人間の目で普通に見えているのが45度~50度程度と言われます。
ですので、50mmレンズが標準と言われます。
焦点距離が伸びるほど画角が狭まっていきます。
標準の50mmが46.8度なのに対し、300mmですと8.25度しかありません。
つまり手ぶれの際、ほんの1度動いたとしたら、
28mmだと1.3%程度
50mmでも2%程度
300mmだと12%程度、約1割以上動いたことになります。
広角28mmだとほとんど気づかない程度のブレも
望遠の300mmだととたんに目立ってしまうわけです。
手ブレしないシャッタースピードはレンズの焦点距離分の1秒。
これは35mmフルサイズの話です。
当然APC-Cタイプの画像素子デジカメならレンズ焦点距離は1.5倍程度になります。
これらは35mm換算後の値になりますので、注意が必要です。
(例:200mmも1.5倍の300mmとして計算)


 デジカメは手ブレしやすい?
コンパクトデジカメは手ブレしやすいです。(手持ち撮影のみ)
原因の一つに光学ファインダーがないことが上げられます。
液晶モニターで視認しながら撮影するので、カメラ本体を支える支点は腕のみになります。
両手でも2点、片手なら1点で支えていることになります。
フィルムカメラは光学ファインダーの覗くことによって顔(オデコ、鼻)を支点とします。
ですので両手なら3点、片手でも2点で支えます。
物理的にカメラを固定する支点が減ることによって撮影時にカメラがぶれる確立が上がります。
メーカーもこの問題を認識していて、それに対処するために、手ブレ補正機能を追加したりしています。
ただし今のデジカメは高倍率レンズがついているものが多いので、望遠時には手ブレ補正機能を過信しないことが必要です。


 手ブレを減らすには
・ カメラの持ち方
カメラは前後から握るように持つ。適当な持ち方だとシャッターを押す時にもブレてしまいます。
腕をつっぱって前のほうにカメラを押し出す必要はありません。脇をしめて、身体とカメラの距離を近づけましょう。
シャッターを切る時は呼吸を止めまず半押しでフォーカスを合わせてから切る。
・支点を増やすこと
塀やテーブルに肘をついて手ブレを防ぐ、座ってるときは膝に腕を置いて撮る等が有効です。
体全体の動きを抑える為に壁や柱などに寄りかかって撮影するだけでも、ブレにくくなります。


 被写体ブレ

被写体ぶれとはシャッタースピードよりも被写体の移動速度が高速である為、
被写体が移動方向に帯を引いたような状況で写ってしまうブレのことです。
普通のスナップ写真なら1/30sもあれば大丈夫ですが、動きの速いものですとそれに応じてシャッタースピードが出てないとブレてしまいます。
(低速シャッターでワザとブレさせてスピード感を出す!というテクニックもありますが、被写体によっては向いてないこともあります。)

  被写体ブレを防ぐには?
例えば、赤ちゃんやペット等、静止させることが難しい被写体の場合は出来るだけ早いシャッタースピードが必要です。
デジカメの場合、撮影モードをスポーツモードに切り替えると、出来る限り早いシャッター速度が選択されます。
スポーツモードがない場合は、デジカメなら感度設定を上げてやるとシャッタースピードが上がりますので、被写体ブレを防げます。
(感度を上げるとノイズが増えるので上げすぎに注意)
一番簡単なのはストロボを強制発光させることです。
例えシャッタースピードが遅めの1/30sとかでもストロボの光はほんの一瞬(秒数で測れないほど)なので確実に動きは止まります。

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