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絞りと被写界深度ついて

前項のシャッタースピードの続きです。
下図のようにどの組み合わせでも同じ露出で撮れるならなぜ変更する必要があるのか?

絞りイメージ
どの組み合わせでも同じ露出になります。(ISO100で曇天時)
シャッタースピード(秒) 1/500 1/250 1/125 1/60 1/30 1/15
レンズ絞り F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16


・被写界深度について

フィルムカメラやデジカメで写真を撮る際、ピントのあっている距離は一点です。


上の画像を見てください。
被写界深度のイメージです。実際にピントのあっている距離は一点なのですが、ピントが合っているように見える距離があります。
この距離のことを被写界深度といいます。
レンズの焦点距離と絞りとによってこの被写界深度の幅をコントロールすることができます。



・絞りによる被写界深度の違い

絞り 被写界深度 シャッタースピード
開ける 小さい(浅い) 早くなる
絞る 広い(深い) 遅くなる

絞りは開ければ開けるほど、被写界深度は浅くなり、ピントの合う範囲は狭くなります。

レンズ焦点 被写界深度
長い(望遠) 小さい(浅い)
短い(広角) 広い(深い)

さらにレンズの焦点が伸びるほど被写界深度は浅くなります。

ピントを合わす
被写体まで距離
被写界深度
近い 小さい(浅い)
遠い 広い(深い)

さらにピントを合わす被写体まで距離が短くなればなるほど、被写界深度が浅くなります。
被写界深度が浅くなればなるほど、ピントが合わないところが増えるので、ボケが強くなります。


・被写界深度のコントロールによる効果

例えば、観光地で記念碑をバックにした集合写真やスナップでは遠くの記念碑と手前に人間の両方にピントが合った写真が必要です。
この場合、上の法則を利用する場合、絞りは絞って、広角のレンズを使い、撮影します。そうすると被写界深度の広い写真が撮影できます。
手前から奥までピントが合っているように見える焦点をパンフォーカスと言います。
一般的に写ルンですのようなレンズ付きフィルムはこのパンフォーカスのシステムを利用しています。
一方、女性ポートレートなどは背景をぼかすことによって主題である女性を浮き上がらせるように撮ったりします。
この場合は、上の法則ですと、絞りは開けて、望遠レンズを使い、さらに被写体まで近づくことによってより効果が出ます。

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